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May 8, 2005 - May 14, 2005

手術

月のおでこには、小さい頃から“ぼっち”がある。

しばらく前に、心配になって診てもらったところ、
皮膚組織が一部分裏表が逆転したような状態になっていて、
そこが袋状になって、通常は古くなると剥がれて落ちる皮膚や、
老化して抜けるはずの毛がたまってしまうのだと言われた。
要するに、老廃物の溜り場がデキモノ状になってしまっている
とのことだった。

悪性のものではないので、放っておいたが、
成長とともにその“ぼっち”は大きくなり、大きくなる速度も増して
きた。このまま破れずに大きくなったら厄介だなぁと思って、
再度病院へ行ったところ、切っちゃいましょってことになった。
・・・というのが、GW前の話で。


12日に、とうとうその手術の日となった。

午前中に預けて、手術時間が短いので夕方お迎えに。
月はリードをつけて貰うなり、猛ダッシュで先生を引っ張って
床を滑りながら私達のところへ飛んできた。
麻酔は完全に醒めていたので、元気いっぱい。
でも、頭には四角いハゲと、4針縫った傷。

家に帰ると、3階へ駆け上がって家族に挨拶をし、グロい頭を
振り回してはしゃぐ。
・・・が、傷をちょっと気にしているみたい。
痛みは無く、むず痒いらしいので、足で掻こうとするのだ。
引っ掻くと傷口から出血したり、『付き』が悪くなったりして
いけない。舐められる場所ではないので、月には引っ掻くしか
痒みを晴らす方法はないのに・・・だ。


そこで、
エリザベスカラーを着けた。

思ったとおり、すごーく嫌な顔。

IMG_1050
つか、魂抜けました。


カラーが何かにちょっとでもぶつかると、最悪だ。
ものすごく驚いて飛び跳ねる。そんで反対側にぶつかったり
してパニクる。その後、固まる。

固まったまま立っていたが、疲れて座り、まだ固まったまま。
手術の疲れ(つか、病院で緊張した疲れ)がどーーーっと出て、
首を上げて斜め45度を見て座った姿勢のまま、ゆらり、ゆらりと
いねむりを始めた。
可哀想で、いじらしくて、何ともしがたいのだが、
着けていても横になれるし、邪魔だけれど怖いものではないんだ
と、身をもって知って欲しくて、
この状態に慣れて欲しくて、少し見てみぬ振りをした。


   ・・・・・・・・が、


          ・・・・・・・・やはり・・・・・・・・・


うつぶせにはなってみたものの、どうにも嫌で嫌でしょうがない。
着ける前は術後でもあんなに元気だったのに、
みるみるうちに元気が無くなり、目は潤み、
水も飲まない・トイレも行かない(ぶつかるから)。

いつもはあげないパンを口元に持っていっても、力なく舐めて
食べない。

え?

月が食べ物を「いらない」なんて!

信じられない・・・


ショックだった。
こちらも参った。


まぁ、
エリザベスカラーは傷をいじらなければ必要ない訳なんだ
けれども。
私だって、傷口が痒かったらつい手をやってしまう。無意識に。

月に我慢できるだろか。


悩みつつも、そっと外してみた。

ほっとした顔。
でも余程怖かったのか、外してもしょんぼりしている。
精神的に消耗してしまったらしい・・・(弱々)

しばらくして、また元気な月に戻ったが、カラーは早くもトラウマ
となり、見るだけで嫌なようだ。

まずは、いじってはいけないことを教える努力をしてみよう。
月が掻こうとすると、見つけた家族全員が「わーっ!!!」と
悲鳴を上げ、切迫した顔で辞めさせる。我々のあまりの形相に
びっくりして、掻くのを辞めた途端に褒める作戦だ。

散歩も重点的にやって、疲れさせて気をそらす。
(運動しても影響はないので)


月の知能と気質に訴えるこの作戦が、どこまで通用するかは
まだ分からない。
だめだったらカラーを着けることも、考えなければならない。


・・・でも、

月はそういう犬なんだ。

頑張ろうな。

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ひとりじめ

今週のある日、月と私は船の科学館(の周辺)に行った。
隣接の潮風公園には幾組か、幼児連れのお母さんがいたが、
平日の午前中とあって、科学館の辺りにはほとんど人がいない。

なーんか、うれしい。
働いているときには、こんなこと無理だったんだよなぁ。
(お忙しく働いていらっしゃる方々、すみません)

私のうれしいが月にも伝わって、月もとってもウレシイ。

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ふたりでスキップしたり、にっこりしたり。
日差しが暑くてふーふー言ったり。


シロツメクサがあちらこちらで満開で、すごくきれいで、

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大好きなニワゼキショウもいっぱい咲いていて、

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すごく気分が良かった。


月と一緒だから、科学館の中には入れなかったけど、
柵越しに船を見て、ときおり立つ小さな波を見て楽しんだ。

いつでも、どこでも、一緒に歩くとうれしいね。

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