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板の上のファイターたち

片づけをしていて、ふと、ある本に目が留まった。

『板の上のファイターたち』

ある演劇ジャーナリストによる、10名の演劇人のインタビュー集。
最近めっきり本を読むことがなくなり、リビングのお気に入りスペースである本棚にもあまり立ち寄ることがない私。
この本も、10年以上前に著者より戴いて何度か読み返したが、今の住居に住んでからはずっと本棚に置いたままだった。


著者、土井美和子さんとは職場での関わりであったが、とても可愛がっている妹さんが私と同い年ということだけで親しみを感じてくれたようだった。
演劇の話、役者さんの話など、一般人の知らないところの話をわかりやすく話してくれたりした。雑談も大好きで、話が盛り上がると「ここへ来ると雑談が楽しすぎて困る」と言っていたこともあった。
私がこれまで出逢った人間の中でも、個性的だと思う人物だった。

今週末で、土井さんがお亡くなりになってちょうど一年。
まだまだ、エネルギーも情熱もたっぷりとお持ちであっただろう、56歳という若さ。
数年前に年賀状で胃がんの手術をしたと知り、気になってはいたがご無沙汰したままで、亡くなった事も後から知ったが。
久しぶりのこの本に目が留まったのは、単なる偶然以外のなにか、か。

おこがましいが、
常に演劇に対してまっすぐな気持ちで向き合い、まじめに演劇が心から大好きな方だった、と思う。
あらためて、ご冥福をお祈り申し上げます。

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日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

Comments

★ゆっちさん★
うん。生きてゆかなければ。

その人と過ごした時間には、いっぱい大事なものが詰まってると思う。これからも忘れずに、大切にしていきたいね。

たくさんの人との出逢いがある中、お付き合いの長さと深さは比例しない、というのが私の考えです。
“出逢ってよかった”“私には必要な人だ”と、心底思える人は宝物。
ゆっちさんは、亡くなったお友達という宝物と、彼女がもたらしてくれた、今を支え合えるお友達という宝物と。どちらも貴重な出逢いを、もらったんだね。

Posted by: panda | August 24, 2009 at 23:54

ホント、年齢を重ねるごとに、知り合いの死に直面する機会が増えてきました。

母の友だちとかね。


友人とは4年間だけの職場の付き合いで、
彼女が郷里に帰ってからも遊びに行く間柄だったの。
地元の友人とも仲良くなって、「どうして友人の友人とこういうお付き合いが出来るんだろう?」って
不思議に思ってずっと過ごしてきたのね。
「私より、Eちゃんの方が、ゆっちさんの情報をよく知ってるのね!」と驚かれた事があるくらい(笑)

でも、彼女の死に直面した時に、全てが必然だったのかもしれない…と、
心の底から救われました。
同じ気持ちを持つ友人が、居てくれた事が、何よりの心の支えになりました。


生きていかないとね。
それが供養にもなるんだと。私の地元の友人に励まされました。

Posted by: ゆっち | August 23, 2009 at 20:59

★ゆっちさん★
悲しい、出来事があったんだね…
親しい方を亡くすのは、たとえようのない辛さがあると思う。

受け入れたくなくても、変えたくても、自分の気持ちだけではどうにもならないこと。
どんなに苦しくても、今生きている人には毎日がやってきて、やらなきゃいけないことをして、人生が閉じるときまで生きていかなきゃいけない。

こういうことが増えてきたね。年齢を重ねると・・・。

Posted by: panda | August 23, 2009 at 03:21

こんにちは。
知り合いが亡くなるというのは、
心の底から悲しいですね…

私は、青春を共にした、と思っている
職場の同期だった「親友」と呼べる友人を亡くし、未だに思い出してはメソメソしています。


友人は39歳で急逝しました…


56歳でも、まだまだ、これから!!だったでしょうねcrying

ただただ、ご冥福をお祈りいたします…m( _ _ )m

Posted by: ゆっち | August 22, 2009 at 20:32

★ばあむクーヘンさん★
すずき小児科、私はかかっていなくて、残念ながら記憶にも残ってなくて。すみません。
素晴らしい先生だったんですね。

良い先生に出逢えるかどうかって、ご縁というか、運みたいなものがあると思うのです。
自分が病気になっても辛いけど、子どもがなると余計に辛いし心細い。そういう時の、信頼できる先生のひとことにどれだけ支えられるか…

悲しいですね。

Posted by: panda | August 17, 2009 at 14:31

町田先生も、私たちの在職中に亡くなられたんでしたよね…。

そうでしたか……。
そうだよね……。
ほんに、お淋しいことです。

もうお一人、先月お亡くなりになった方がいらっしゃいます。
お伝えしてないですよね、すずき小児科の先生のこと。(イトーヨーカドーの近くの)

小さい頃、お世話になりませんでしたか?

先月下旬、急死されてしまい、私たち患者で診て頂いた者たちは、本当に未だに信じられないでいます。
ものすご~くショックで…。
娘が(息子も)生まれてからずーっとのカルテがあり、もし処分されてしまうなら、形見に下さい!!とお願いしてあります。

今のところ、休診という形で、奥様が、大学の先生方面に、どなたか来ていただける小児科の先生を、探してくださってるらしいです。
「でも、すずき先生のような先生は、きっといらっしゃらない…」と、親しい看護師さんから聞きました。
私自信が、先生を、どれ程頼りにしていたのかが、亡くなられて、ほんとによ~くわかりました。
悲しくて、残念でなりません。

この暑さで、
毎年思い出されることでしょう。weep

Posted by: ばあむクーヘン | August 16, 2009 at 09:59

★ばあむクーヘンさん★
思えば、私があの職場を退職する少し前ぐらいから「胃の調子が悪くて…」とおっしゃっていました。お好きだったコーヒーも昆布茶に変えたり、お茶菓子も軽めのものを少量、とか。お3時は毎回確認して出してました。
胃がんを患ったと知ったのは退職して数年後。ご病気が分かったときにはすでに転移が拡がり摘出不可能だったそうで、もしかしたらあの時すでに…と、後になり思い出して、苦い気持ちになりました。

知っている誰かが亡くなるって、その方とのいろいろなこと・気持ちが心の中にやってきます…ね。

Posted by: panda | August 16, 2009 at 00:37

存じ上げませんでした。
ホントですか??
昨年亡くなられてたのですか??

お名前はすぐ出てきたのですが、
残念ながら、そして薄情なことに、
お姿の記憶が余り鮮明でない自分が、
大変恨めしいです。

私の知り合いで、夏に亡くなられてる方、
とても多いです。

大分に住んでた、
会社の元同期のアスリート。
かつて大阪国際で、あの谷川真理さんを上回るタイムで、ゴールしたらしい…。

昨年、不慮の事故で、ウソみたいに突然この世から消えてしまった、娘の同級生。
幼稚園から一緒だった、同じ地区のサッカー少年でした。

土井さんも、昨年だったのですね。

ご冥福をお祈りします。

Posted by: ばあむクーヘン | August 14, 2009 at 21:25

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