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May 22, 2011 - May 28, 2011

あれから、今

前回の更新からずいぶん時間が経ってしまいました。

去年のクリスマスから、春を過ぎて、今。

用事が立て込んで忙しかったり、
寂しいかなしい思いをしたり、
約束がふいになってしまったり、
わすれんぼうのあわてんぼうで失敗したり、
永い繋がりが深まって嬉しかったり、
身に余るほどの、愛おしさに包まれたり。

そんな毎日だったんですが、書きたいと思ったこともあったけど書けませんでした。

それは、まとまった時間が無くて書けなかったというのもあるんだけど、やはり、あの震災は私の中でも大きくて、身近な人には「怖かった(ね)」と言えたけど、ここで怖かったと書くのは、ほんとうに命のかかる恐ろしい思いをした人や辛い思いをした人に、そしてまだ現在も辛い気持ちを抱えているに違いない人達の大勢いることに申し訳なくて、書けなかった・・・んです。
私がそうすることが大した意味を持つものでないことは分かってるけど。


幸運なことに、我が家は元気で毎日を過ごしています。
日常は変わりなく賑やかに重ねられています。


今日、NHKでDreamsComeTrueのライブ番組を放送していて、途中から観たんだけど号泣でした。
もともとDCTはファンクラブに入っていたぐらい好きなので、弱っている時に美和ちゃんのあの歌声を聴くとかなりな確率で泣いてるんだけど(特に独りの時は)、今夜は歌声よりも、MCで泣いてしまいました。

細かい言葉の表現は再現できないけれど、
「この仕事(番組出演)をさせてもらうにあたって思ったことは、音楽の力で元気になって欲しいとかそういうことではなくて、というより『音楽の力』というものがもし本当にあるなら、あって欲しいなぁってすごく思うけれど、そもそも音楽の力なんてあるんだろうか?と思って。というのも、(音楽をやっている)この私が、音楽なんて何の役にも立たないほどの絶望を経験したから」
「でも、こういう時、何かしたい、自分はプロのミュージシャンとして何が出来るんだろうと考えて、私達の音楽を何かの時にほんのちょっとでも思い出したり、何かを感じてくれたりする人がいたら・・・と思って」
というようなことを言っていたと思う。

たぶんその絶望とは、4年前、大事な人を失った時の事でしょう。
「死ぬまでずっと歌っていたい」と言っている人が、音楽が救いにならなかった・・・と。

不倫とか略奪愛とか言われた時期もあって、公の場では彼とのことを発言したことが殆どなかっただけに、今夜の発言が私には、重く感じました。



誰かの辛い気持ちを、全く同じく感じることはできない。
自分の生きてきた中で味わった辛い出来事・・・例えば、どうがんばっても避けることも抗うことも逃げることも出来なかった受け入れがたい事実、それらを抱えながらただ無機質に流れていった時間を思い出すことで、その辛い誰かの心に寄り添おうとすることしか。

直接現地に行ってはたらくことも、手伝うことも出来ず、
ささやかな募金や救援物資を送るぐらいしかしておらず、
自分の今後の生活だって、もしかしてどうにかなってしまうのかと不安になっているぐらい、狭い小さい私だけど。


ライブではじけても決して割れない美和ちゃんの声。今夜は叫ぶように、喉の限界まで出し切っていたのが印象的でした。

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