クリスマス会
クリスマスですね。
幼稚園では、クリスマス礼拝の3週間前から、本格的な準備に入っていました。
アドヴェント礼拝を守り、イエス様の誕生について物語のように段階的に子ども達に聞かせて、クリスマスは『神様が大切なひとり子の赤ちゃんを授けてくださった日』だと伝えてゆくのです。
アドヴェントが進むにつれ、園内の飾り付けや雰囲気全体も変わっていきました。
厳かであたたかい光を感じた、初めてのクリスマスでした。
こうした準備が幼稚園で行なわれる中、ある日の降園時のこと。
「クリスマス会で吹いて欲しいんだけど」
と役員さんに言われました
父兄も参加して行なわれるクリスマス行事で、賛美歌を子ども達へのプレゼントとして歌うんですが、そこでフルートを吹いて・・・というわけ。
えーっ!
正直、焦りました。
だって20年ぐらい吹いてなかったんだもの。
(まともな音出んのか???)
(ていうか、flu経験者だって言った自分が悪い・・・)
帰宅して、まずは恐る恐る出してみました。
頭部管だけで吹いてみるとなんとか音は出たので、組み立てて音を出してみたら。
ぼひょえー
ぱすー
ぷびょー
うぅ、なんだかやっぱり無理っぽいカンジ。
『音階』にすらなってません。
とりあえず、楽器はメーカーに持っていってメンテをお願いすることにしました。
実はそこには、高校時代にコーチとしてご指導戴いた方が勤務されており、その方にお目に掛かりたいというのもあって。
当日、ちょうどご在席でした。
お陰で、楽器を預け、ついでに私のリハビリに必要な練習を教わって、教則本も選んでもらって、心強い準備を整えることができました。
キリスト教の幼稚園なので、クリスマス会はとても大事な行事。
“やばい。ずっと吹いてもいないのに、えらいこと引き受けちゃった”と不安になっていた私は、その方に久しぶりにお逢いして懐かしい話などもろもろ出来ただけでも、ぐんとココロが軽くなりやる気が湧いたのでした(単純!)
賛美歌は、フルート2人・クラリネット1人とピアノ伴奏がつくことに。
たった23人の母達の中に、実は楽器経験者が何人もいたんです。
しかも、うまい具合に木管楽器が集まりアンサンブルに。すごー
私以外のお方が上手なので、とにかく足を引っ張らないように(^^;)
がんばってリハビリに励み・・・
なんとかぎりぎり、一応の音は作れた気がする。
そして当日の出来は・・・
みんなの息がピッタリ!楽器も歌もきれいなハーモニーとなって、どの練習時よりもいい響きだったと思います。自画自賛?
後日、先生から「演奏が始まった途端、子ども達がぱぁっと顔を輝かせて、うっとりと聴いていました」と聞いて、それがとっても嬉しかったな。
練習時間が取れなくて焦ったり、緊張したりしたけれど、終わってみて一番に感じたのは「やっぱ気持ちいいなー」って(^^;)
音楽は聴くのもいいけれど、やるのはもっといいもんですよ。ええ。
・・・で、
長い眠りから目覚めたフルートは、趣味としてぼちぼち続けることにいたしました。
発表の場はこれといってないけれど、練習を続けていこうと思います。
クリスマス会にはもうひとつ用意があって。
子ども達へ『手作りのマスコット』というお題のもとに作ったのがこれ。
つきちゃんストラップでつ。
これ、当日まで子どもに内密にしなくちゃいけなくて。
ばれないように作るのがものすごく大変でした。
だってもう色でわかっちゃうんだ、月だって。
幼稚園のはこうして、冬休み前に終わったけど、
家でのクリスマスはこれから。
何度もクリスマスをお祝いするなんて(手間は増えるが)楽しい♪
皆様もどうか、素敵なクリスマスをお迎えくださいませ。
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